なんでダーツって難しいんだ?

なんでダーツって難しいんだ?

日々ダーツの難しさが増している気がしてならない考え過ぎる人です。
恐らく毎日難しさのピークを更新しています。
今回は難しいな難しいなってぼやく回です。

投げる以外の練習がない

ダーツって投げる以外にうまくなる方法ってあまりないですよね?
ターゲットを見るや集中力を上げるトレーニングなどもありますが、基本的にダーツを投げるのが一番効果的な練習です。

これは筋力・体力がいらないというのが大きく影響していると思うんです。
厳密には多少は必要ですが、それでも他のスポーツと比べるといらないと言ってもいいレベルです。

他の競技だとその競技の練習以外のトレーニングで、飛躍的に競技能力が上がることがあります。
例えばサッカーだと走り込みをすれば運動量が上がりますし、筋トレをすればフィジカルが向上して当たり負けしないようになります。
ダーツにはこのような競技とは別の効果的なトレーニングというものがない。

競技の特性上、そうなってしまうのは仕方ないと思います。
ダーツは狙ったところにダーツを投げる能力だけが競技能力に影響します。
技術的な要素が非常に強い競技だと私は思っています。

メンタルの影響が大きい

どんなスポーツでもメンタルの影響はかなりありますが、とりわけダーツとメンタルの関係は影響が大きいと思います。
メンタルの影響が大きい理由としては、前項でお話しした技術的な要素が強い競技というのが関係していると考えています。

技術というのは、非常にメンタルに影響されやすいものです。
緊張してどうやって投げていたかわからなくなったという経験がある方も結構いるのではないでしょうか。
これは技術がメンタルに影響された典型的な例ですね。

反対にフィジカル的な要素はメンタルの影響を受けにくいです。
緊張してても足がめちゃくちゃ遅くなることもないですし、サッカーで急に当たりに弱くなることもないでしょう。

メンタルで能力の上下はしますが、一定のレベル以上の能力は発揮できます。
フィジカルはどちらかというと体調の方が影響しやすいですしね。

技術全振りの競技という性質が、ダーツの難しくしていると同時に奥深さに繋がっているのではないかなと思います。
イップスが多いのもこの辺りが関係しているのではないでしょうか。

フィジカルの影響がないのがダーツの魅力!

フィジカル要素の影響がほぼないのは、ダーツの魅力だと思います。
背の高さなど有利不利はありますが、バスケやバレーほどではないでしょう。

他の競技と比べても、フィジカル要素の影響はないに等しいと思います。
その証拠に女子のトッププロ鈴木未来プロが男子のトッププロをなぎ倒し「FIDO ONLINE CUP」で優勝しました。

これは他のスポーツではまず考えられないことだと思います。
どうしてもフィジカルの差が出てしまうので、女子と男子のトッププロ同士が対等にやりあうというのはかなり難しいです。

現状ダーツも男子の方がレベルが高いと言われていますが、これは競技人口の差だけです。
競技人口が同じであれば、恐らく女子と男子のレベルはほぼ変わらないものになると思います。

ダーツが今以上に普及すれば、近い将来女子も男子も同じトーナメントで戦っている未来も近いかもしれませんね。