素振りで爆伸び!?ダーツの素振りのやり方やメリット
ダーツの練習でめっちゃ素振りやってますって人あまりいないですよね。
スローの前に確認で軽く素振りをすることはありますが、毎日やるという方は少ないと思います。
他の競技に比べて、あまり素振りの効果を感じられないのが大きな要因だと思います。
野球のように顕著にスイングスピードが上がるということもないですからね。
しかし、効果が感じられないからと素振りを練習に取り入れないのは非常にもったいないです。
素振りで今悩んでいる課題や修正点が素振りで改善される可能性は大いにあります。
ということで素振りのやり方について、私なりにあーだこーだと書いてみたいと思います。
素振り最大のメリット
素振り最大のメリットは、どこでもできるということです。
ボードも必要ないので家にボードがなくても家練ができます。
ダーツも必要ないので出張先のホテルでも練習できます。
人目を気にしなければ、駅のホームでも会社のオフィスでも飛行機の中でもできます。
ここまでくるとメンタルお化けのダーツ馬鹿ですね。笑
スタンスを取ることさえできれば素振りはできます。
仕事が忙しくてもダーツを投げる時間が取れなくても、隙間時間に練習することも可能です。
ダーツを投げないというメリット
そしてもう一つのメリットは、ダーツを投げないということです。
なぜダーツを投げないのがメリットなのか?
それは、ダーツを投げることを考えなくていいからです。
ダーツを持っていると、どうしてもダーツを投げることを意識してしまします。
テイクバックのスピードを意識して練習していても、リリースの感覚が気になったりとダーツを投げることによってどうしても色々なところに意識を持っていかれてしまいます。
このダーツを投げるということが意識から外れるのは非常に大きなメリットです。
素振りではどのような練習ができるのか?
素振りでできそうな練習はこんな感じ
- 腕の出し方
- セットアップ
- テイクバック
- 体重移動
- ルーティーンの練習
- イメージトレーニング
腕の出し方
ダーツが下に垂れやすいから少しだけ上に腕を出したいなどの課題がある方は、素振りを取り入れてみてはどうでしょうか。
単純にターゲットに真っすぐ腕を出す練習や縦ラインを意識した腕の出し方など、色々な練習が素振りでできます。
セットアップ
セットアップの位置を安定させるのにも素振りは効果的です。
毎回同じ位置で構えるのって意外と難しいですよね。
ターゲットに対して同じ位置で構えて投げるを素振りで繰り返し練習すると、だんだん位置が安定してきます。
セットアップを練習する場合は、電気のスイッチなどでもいいのでターゲットを決めてそれに対して構えるようにしてください。
また、セットアップ位置を変更したいときの練習にも使えます。
テイクバック
テイクバックは、引く位置やスピードなどリリースと同じぐらい気になるところではないでしょうか。
理想のテイクバックを叩き込むのに素振りは最適です。
特にスピードは気を抜くとすぐバラつくので、安定感向上の練習の1つとして取り入れてみるのもアリです。
体重移動
軽いものを投げているダーツですが、物を投げる以上ダーツでも体重移動は必要になってきます。
意外と盲点になっている人もいるのではないでしょうか。
主に軸足の体重のかけ方がメインになります。
どのように体重をかけると体が安定するか、投げる瞬間にどのように足の力を使うかなどです。
私の場合は、足の裏全体で立って投げる瞬間に軸足の親指の付け根辺りに体重を乗せるイメージで投げています。
これは人によって様々なので色々試してみて自分の体に合った形を見つけて練習してみてください。
ルーティーンの練習
ルーティーンとはパフォーマンスを安定させるための毎回行う決まった行動のことです。
有名なところだとイチロー選手のバットを立てるアレとかです。
ダーツだとJAPANの大城正樹プロが投げる前に心臓を2回叩くのもルーティーンですね。
ルーティーンは、やるのが当たり前という状態でないと効果がないのであれをルーティーンをやるぞと意気込んでいるようでは全く意味がありません。
無意識にやってるぐらい定着して初めて効果が出ます。
投げる前に好きなルーティンを入れるだけなので、素振りでも練習できます。
もちろんダーツを投げる時も可能です。
イメージトレーニング
実際に投げるダーツをイメージをしながら、素振りをする練習です。
この場合イメージするのは、良いイメージです。(ブルに入るイメージなど)
イメージトレーニングは一流アスリートも取り入れているトレーニングです。
イメージをすることでやりたい動作や結果への再現性が上がるという効果があります。
これを取り入れない手はないですよね。
リリース以降の練習はできない
ダーツを持っていない以上、リリース以降の練習はできません。
指先の感覚や手首の返し方などは、どうしてもダーツを投げないと練習できないところがあります。
万能ではない素振りですが、取り入れ方次第では大きな効果が見込める練習です。
自分の課題に合った素振りを一度取り組んでみてはいかがでしょうか?
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